職場でモラハラを受けてしまうと、仕事が滞るばかりか、精神的に疲弊してしまい、まともな生活さえ送ることができない状況に陥ってしまうことがあります。
自分がいざそうした状況に遭遇してしまった場合、上司などに報告して調整してもらったり、異動により人間関係をリセットするといった対策を講じると良いとされますが、実際そうしたことで被害を完全にゼロにすることができない場合もあります。
そうした際は転職によって完全に職場環境を改めてしまうしか無いものの、転職した先でも再び被害にあってしまうというのが、モラハラに関するあるあるとして懸念される事柄でしょう。
できれば転職する前にその職場が正当かつ適正に働ける場所かどうかを確認した上で、転職に踏み切るようにしたい所です。
実際に働く前から精神的な被害をこうむる可能性がある職場かどうかは、なかなか見分けることができません。
しかし、職場環境における様々な調査により、「上司とのコミュニケーションが取りやすい職場」が働く上での精神的な被害が少ない職場であることが判明しています。
上司とのコミュニケーションの円滑化が図られている職場ではパワハラ被害が少なくなる傾向がありますが、それはモラハラにも当てはまります。
上司が人間関係の調整を上手く取り図ってくれる可能性が高いことに加えて、精神的な被害を無くす上でも欠かせない「報告・連絡・相談」のいわゆるホウレンソウの体制が確立している職場である裏づけにもなるため、転職する職場を探す際にはこの点に気をつけておくと良いでしょう。
モラハラに遭遇しないために参考にしたいサイト・・・『恐怖のモラハラ備忘録』